【注意点】インターンで失敗しないために気をつけることを解説

就活の早期化かつ長期化が進んでいる現在、 こう悩んでしまう就活生も多いかなと思います。せっかくインターン選考を突破したのに、準備不足の失敗はもったいないですよね(もちろん、チャレンジした結果の失敗は問題ないかと思います) […]

就活の早期化かつ長期化が進んでいる現在、

  • 「インターンの選考に受かりたいけど、どうすればいい?」
  • 「インターンに参加するけど、失敗しないために準備したい」

こう悩んでしまう就活生も多いかなと思います。せっかくインターン選考を突破したのに、準備不足の失敗はもったいないですよね(もちろん、チャレンジした結果の失敗は問題ないかと思います)。

今回は、インターン選考中から、選考通過後の参加時まで、それぞれのタイミングで注意すべき点を解説していきます。

インターンに参加が決定した人だけでなく、インターンに興味がある人もぜひ参考にしてください。

インターンの注意点とは?

近年、企業側から見たインターンシップの重要性が増してきており、学生としてはインターンシップに参加することで有利に就活を進めることができます。

実際、24卒の就活生のおよそ9割がインターンに参加した経験があり、就活生もインターンシップを重要視して上手く活用していることがわかります。

しかし、せっかくインターンシップに参加が決定しても何も得られず、以降の就活に繋げられない人も少なからずいます。そうならないためにも、インターンシップにおける注意点を知り、貴重な機会をその後の就活に最大限活かせるようにしましょう。

インターンシップ選考中の注意点3選

インターンシップ参加までの流れは、大きく以下の通りです。
インターンシップスタートまでの期間は、最短でも数日、長いと1ヶ月ほどかかることもあります。

  • インターンシップ求人を見つける
  • インターンシップに応募する
  • インターンシップの選考(1回~複数回)に通過する
  • インターンシップで就業スタートする

まずは選考中の注意点から解説していきます。

①人気企業ばかりに応募しない

インターンシップの選考に臨む際に注意する点として、大手企業や人気企業ばかりに応募しないことです。

こうした企業では、複数回、グループディスカッションや面接などの先行が課せられることが多いです。さらに、志望する学生のレベルも高いので、必然的に選考を通過することが難しくなってきます。

大手企業や外資系企業にばかりに応募した結果、サマーインターンに一つも参加できなかったという先輩の声も実際にあります。選考のない企業や中小企業にも応募し、企業で働くとはどんなものかを経験しておくべきでしょう。

②面接マナーに気をつける

インターンシップの選考で特に気をつけるべき点は面接マナーです。言葉遣いや面接を受けている時の姿勢、入室時のノックや挨拶など全てが選考の対象です。コロナ禍の就職活動ではオンライン面接の企業がほとんどでしたが、ポストコロナの現在では対面での面接も少なからず復活してきています。

対面での面接の際、面接室に入室するときは必ずノックをしましょう。ノックの回数も国際ルールで決まっており、ビジネスの場では3回または4回と定められています。また、慣習として、日系企業では3回、外資系企業では4回が浸透しています。

ノックを終え、ドアを開けたらまずは「失礼します。」と行ってから入室し、自分の名前も含めて挨拶をしましょう。ここで、面接官に指示されるまでは着席してはいけないことに注意してください。それ以降の受け答えでは、必ず面接官の目を見るように心がけましょう。

マナーが原因で不用意に減点されないためにも、面接マナーは確実に習得しておきましょう。

③業界・企業理解を深める

業界や企業について理解を深めておくのもインターンシップ選考において重要です。というのもインターンシップ選考は本選考と異なり、志望度の高さや意欲が重視されるからです。

企業は学生に成長してもらうために、インターンシップという場を設けています。そんな成長の場に参加するためにも、その企業で何を得たいのか、どう成長したいのか、を明確にしておくべきでしょう。

また、インターンシップ選考中に志望動機を固めておくことで、以降の本選考における企業選びにも役に立ちます。インターンシップ選考に臨む際には、まず業界・企業理解に取り組みましょう。

インターンシップ参加前の注意点3選

先ほどまでは、インターンシップ選考の際の注意点を解説しました。ここからは、選考を突破し実際に参加する際に注意することを紹介していきます。

①身だしなみを整える

社会人の基本として、インターンシップの参加前には身だしなみを整えましょう。服装や髪型を整えるのはもちろんのこと、爪の手入れや髭剃りをしておくなど清潔感を保つことはとても重要です。

プラスで、服装や髪型はフォーマルな印象を与えるように意識しておきましょう。

人の第一印象は3秒で決まると言われており、その中でも見た目が大きな割合を占めると言われます。
見た目ひとつ気をつけるだけで、企業の方からの評価も変わることがあるので、身だしなみを整えるのは基本中の基本として抑えおきたいところです。

②ビジネスマナーを身につけておく

インターンシップ参加前に特に気をつけておきたいのがビジネスマナーです。前提として、インターンシップに参加している学生は、企業で働く一社会人とみなされます。
大学生気分のままインターンシップに参加してしまうと、企業の方や他のインターン生に迷惑をかけてしまうことになりかねません。

インターンシップに参加する前には必ずビジネスマナーを理解し、習得しておきましょう。

以下に気をつけるべきビジネスマナーの例をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • 言葉遣いに気をつける(一人称や敬語・丁寧語)
  • 企業へのメールの書き方を知っておく
  • 時間を管理できる能力を身につけておく(遅刻は厳禁)
  • 報連相を怠らない(些細なことでも相談を)
  • 機密情報の取り扱いに注意する(友人に話す際も注意)

③内容を把握し、目標を立てる

インターンシップ参加前には、内容の把握と目標設定も重要です。なぜなら前もって内容を把握し準備しておくことで、業務にスムーズに取りかかることができ、企業の方にも好印象を持たれるからです。

事前に準備することで、「業務をこなすだけでインターンシップが終わってしまった」ということを防げます。

また、早期選考や内々定を狙っている学生はインターンでどれだけチームや企業に貢献できたか、自分のバリューを発揮できたかが問われます。
インターンは成長の場であるとは言っても本選考の一環なので、事前準備をしてからインターンシップに臨みましょう。

インターンシップ参加中の注意点3選

ここまでは、インターンシップ選考や参加前に注意すべき点を紹介してきました。では実際に参加するときには何に注意すれば良いのか解説していきます。

①目標に向かって目的意識を持って行動する

インターンシップへの参加時は必ず、目的意識を持って行動するようにしましょう。

自分は今何をすべきなのか、何を求められているのかを意識することで、より積極的に行動でき、成長の速度が段違いに上がります。インターンシップは成長の場ではありますが、企業から教えてもらう学校ではありません。

自主的に成長していく場です。なんでも教わろうと受け身になるのではなく、能動的に動くことで企業の方からも高く評価されやすくなります。

その際、わからないことがあれば遠慮せず企業の方に質問や相談にいきましょう。快く答えてくれるはずです。

②企業の方と積極的に関わる

企業の方と積極的に関わることもインターンシップ中において重要なことです。企業の方とのコミュニケーションによって、様々なアドバイスをもらえるだけでなく、実際に働かないとわからない生の声も知ることができます。

もし友好な関係を築くことができれば、以降の本選考や内定後にも活きてくるので、コミュニケーションは積極的にとった方が良いです。ただし、顔を覚えてもらうためのアピールはほどほどにしましょう。

新入社員にはそっけないが人事の方には目の色を変えて近づくなど、あからさまなアピールはかえって逆効果です。企業の方一人一人と適切な距離感で接することを心がけましょう。

③経験をノートやメモにまとめておく

インターンシップ中、日々の経験をノートやメモにまとめておくことも大切です。
毎日振り返りを行うことで、自分の中の課題や次にすべきことを認識できるからです。

その日に行ったこと、自分の役割、うまくできた点、できなかった点などの経験や反省を記録しておくことで、以降の就活での自己分析にも役立ちます。自己分析に終わりはありません。実際に、社会人の中でも「しごでき」と呼ばれる方達の多くは、毎日メモをとって振り返る習慣をつけています。

実際に企業で働ける機会を最大限活用するためにも、ノートやメモを使って記録し振り返ることを行いましょう。

インターンシップ参加後の注意点

インターンシップを終えて、ほっとしている人もいるでしょう。しかし、インターンシップを終えて何もしないままではもったいないです。インターンシップを以降の就活に役立てるためにもいくつか注意点を紹介しておきます。

①お礼のメールを送る

インターンシップ参加後の注意点として、なるべく早くお礼のメールを送ることです。
インターンシップ参加への感謝の意を述べるのはもちろんのこと、学んだことや今後に活かしたいことなどもプラスで書けると良いでしょう。

ただ感謝を述べるメールを送るだけではなく、個性を出すことで企業の方に印象を残すことができます。ウケを狙うというわけではなく、インターンシップに参加した際の素直な感想などを、自分の言葉で表現をすることが大切です。

本選考に進んだ際に役立つ可能性もあるので、お礼メールは必ず送り、内容にも気を配ると尚良いでしょう。

②志望企業・業界を再検討する

インターン参加後、志望企業・企業の再検討を行うように注意しましょう。自分が志望していた企業で実際に働いたことで、自分が思い描いていた姿と比較できたと思います。それを踏まえて自分の志望企業・業界は変わらないのかを検討することが重要です。

インターン中に記録したメモやノートを使って振り返り、自分が本当に志望業界・企業で強みを発揮できるのか、他に適している業界・企業がないのかを検討することで、本当に適した企業を見つけることができるはずです。

まとめ

今回の記事では、インターンシップにおける注意点を解説していきました。

近年、インターンシップからの早期選考ルートや、インターンシップ参加生から採用する企業も増えてきており、就活において今まで以上にインターンシップの重要性が増してきています。

この記事で紹介した注意点を踏まえて、インターンシップのみならず、就職活動にも繋げていきましょう。

この記事を書いた人

エンプロメンターかいき

実際に長期インターンシップとして働きながら、エンプロインターンの運営や情報発信を行っています!経験に基づくリアルな感想をシェアできるように発信していきます。